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薬剤師の国家試験


薬剤師になるためには薬学部を卒業したうえで国家試験に合格しなければなりません。
では国家試験はどのような内容となっているのでしょうか。

薬剤師の国家試験は薬学部の4年制から6年制への変更に伴い、大きな変化があります。
まず受験資格。
大学において薬学の課程を修了していることが求められる点では変わりありませんが、2006年以降に大学に入学した者は6年制、それ以前に入学した者は4年制の修了が求められるようになりました。

薬剤師の国家試験は2012年から新たな制度でスタートすることが決定されており、試験内容も大きな変更が予定されています。
まず試験科目では「必須問題」「薬学実践問題」「薬学理論問題」の3科目から出題されるようになります。
出題数は従来までの240問から345問に増加し、「必須問題」が90問、「薬学実践問題」が150問、「薬学理論問題」が105問となります。
出題数が増えるということは当然難易度も向上することが予想されます。

なお、合格基準は従来の試験では各科目に平等の基準が設けられていましたが、新試験では必須問題が70%程度の得点率を基準に、他の科目は50%程度を基準にするといわれており、基礎的な知識がより重視されるようになります。
この点は試験対策の大きなポイントとなるでしょう。
試験は毎年3月上旬、発表は3月末となります。
合格率は70%~80%程度となっていますが、新試験制度の導入によってどの程度変動するのか、まだ未知数な面もあります。
新たな制度によって薬剤師の資格にどのような変化が生じるのか注目が集まっている状況です。

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2011年01月27日 14:42に投稿されたエントリーのページです。

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